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シン・ゴジラ

映画
08 /01 2016


予告編を見て、駄作の予感しかしなかった「シン・ゴジラ」を見てきた。
ハリウッドゴジラで絶対的な”絵”の力を見せつけられた日本のゴジラはどうするのか、と注目度は上がりまくりだが、あの予告編にはどうも期待できなかった。

だがしかし。
最高に面白かった。
今年No.1の傑作になりそうな予感さえしている。
庵野監督、さーせんでした。

とはいえ、文句のつけどころも多い。
やはりハリウッドと比べるとCGはしょぼく見えるし、石原さとみのキャラクターも謎。
ゴジラの第一形態のぬいぐるみ感には笑ってしまったし、尻尾も長すぎて、あれはリアリティの欠如を際立たせる。
しかし、そんな欠点など、どうでもよくなる。
このバランスの悪さこそが、庵野監督の個性であり、作家性であり、我々を惹きつける要素なのだ。
見た後に、みんなであれやこれやと語りたくなる作品。

ゴジラと言えば、人知を超えた大災害の象徴であり、原発とは切り離すことのできない存在だ。
3.11を経験して、いろいろな原発映画が作られたが、ようやく決定版が出たなという感じ。
怪獣を題材に、政治を語り、災害対策を語り、大衆を語り、未来を語った。
我々はゴジラをしっかり恐れつつ、しかししっかりと理性を働かせ、前に進まねばならない。


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