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戦後史の解放I 歴史認識とは何か: 日露戦争からアジア太平洋戦争まで

04 /05 2016
モーリー・ロバートソンチャンネルで知った細谷雄一氏の著書。
非常に、非常に勉強になった。

まず、歴史学について。
歴史好きとは言っても、歴史学そのものについて考えることなく、貴重な学びだった。

膨大な資料をくまなく調べて、ただひとつの歴史的真実を探ろうとした時代。
ただひとつの歴史的真実などない、歴史の見方はいろいろあるという考え方が広まった時代。
”歴史の見方”が、特定のイデオロギーに利用された時代。

そんな変遷をたどった歴史学を、いま一度正しいあり方へ引き戻すべく、広範な資料をあたり、クールな視座を保ち、歴史を語ろうとする細谷氏の姿勢を支持したい。
また、「世界史には日本が登場せず、日本史には世界が登場しない」という日本の歴史教育の問題点への指摘は非常に明快。

さて、本書は”戦後”と銘打たれているが、日露戦争からアジア太平洋戦争まで語られる。
戦後を語るには、戦前の歴史をつながりとしてしっかり把握せねばならないということだ。
戦争に突入していく日本の状況、そして世界の状況というものが、リアリティをもって知ることができる。
こうして見ると、戦争を回避するチャンスは何度もあった。

セクショナリズム(政府と陸軍、海軍…)や、国際感覚の欠如、ご都合主義、端的に無知。。
戦争へと突入していった要因は様々であるが、軍部の方針を否定した学者や軍人は存在したにも関わらず、戦争に突入していく様は背筋が凍るようであった。

必読である。





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