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あかんやつら

08 /28 2014

あかんやつら 東映京都撮影所血風録あかんやつら 東映京都撮影所血風録
(2013/11/14)
春日 太一

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東映京都撮影所を軸にした、古きよき、そして日本映画が最も熱かった時代の話。
戦後、映画産業を糧とした男たちは、ものすごい熱と、混沌と、野望と夢とをもって、映画作りに邁進していた。
そんな男たちのことが、丹念な取材をもとに描かれている。

現場は壮絶だ。
新興映画会社である東映は、専属上映館を持っていなかったため、映画を大量生産して勝負するしかなかった。
それを乗り切るため、ヒロポンを打つ。
上の者は現場の人間をキャバレーに連れて行き、ソープに連れて行き、なんとか士気をあげる。
文字通り生活の“すべて”を映画に捧げているようだ。

しかし、そんな厳しい状況でも、人間の最も大事なところではギスギスせず、強いつながりがあり続けるのが印象的だった。
職に困る仲間がいれば、役割を用意。
用意されたものは「今の俺は、あの人に恩を返すためだけに働いている」という。
監督が新人をいびると、それに負けずと新人はぶつかっていく。
それを気に入った監督は、新人を認め、目をかけて育てていく。

“恩をかえすために働く”。
こんな感覚は今の自分にはまったく皆無だった。
とはいえ、いろんな人のお世話になっているのは事実で、恩を意識するとともに、自分もこんな熱い働き方がしたいと、ズシンと胸に響いた。

昔の東映作品に詳しいわけでもないので、知らない作品が語られるパートはちょっと読み飛ばしたりもした。
が、全体的に非常に熱が高いし、『仁義なき戦い』などの伝説の作品のパートは興奮ものだ。
昔の東映作品、ちょっとずつ見ていきたいと思った。

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