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「借金1000兆円」に騙されるな!

04 /30 2014

「借金1000兆円」に騙されるな! (小学館101新書)「借金1000兆円」に騙されるな! (小学館101新書)
(2012/04/02)
高橋 洋一

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増税はなぜ行われたのか。このままだと現在の社会保障制度の維持が困難だからだという。そりゃ少子高齢化の社会が来るのだから、そういう事態も考えられる。しかし税率65%まで上げないと制度維持は無理だと試算する研究機関もあるらしい。65%とまではいかなくとも、今後の財政健全化へのロードマップはなんともぼんやりしている。どうも怪しい。
国の借金1000兆円を減らし財政健全化をはかるという言われ方もよくされている。国の借金とはいったい誰が誰に借りているのか。これがいわゆる国債らしい。国は景気対策として公共事業を行うが、その資金として国債が発行される。復興国債は記憶に新しい。さて、その国債。国民目線で見てみると、投資商品である。投資をするのはまぁ、お金に余裕のある人だろう。とすると、投資にお金をまわすことのできる富裕層が、国債というかたちで国にお金を貸していると。ちょっと待て。そうなると、富裕層に金を返すために、我々は苦しい増税を課されたと、そういう構造になるぞ。中流階級以下から富裕層への資産の移し変え。なんたることだ。増税は格差社会促進策だったのか。
そんなモヤモヤがあったので、本書を読んでみた。社会を知るシリーズ。
まず借金1000兆円という言い方に大きな問題をはらんでいることが分かった。これには国自身が保有する国債も含まれ、また保有する資産も加味されていないらしい。個人で例えるとつまり、資産としての庭付き一戸建てを持っていることは言及せずに、借金3500万あって危ないよ!とだけ言っているようなものだと。
そんな喧伝をしてまで、増税をする狙いは何か。増税すると減税の議論が必ずついてくる。この業界に減税を許す代わりに天下りのポストを用意するといったことが行われるのだという。この国の官僚腐敗は知れば知るほど闇が深そうだ。
著者は、日本の財政破綻の可能性は極めて低いと言う。それをそのまま信じて、思考停止するのはいけないが、非常に勉強になった。

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