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シュガーマン 奇跡に愛された男

映画
03 /30 2013


アメリカではまったく無名のミュージシャン、ロドリゲス。
消息は知れず、ステージ上で自殺したとの噂まで出ていた彼の歌が、実は南アフリカで大ヒットしていた。
アパルトヘイトに抵抗する若者たちの革命の歌として。
そんな謎のミュージシャン、ロドリゲスを追ったドキュメンタリー。

まず、歌がいい。
もちろん初耳だが、キャッチーで即座にこのアーティストの虜になる。
ボブ・ディランを思わせるアコースティックサウンド。
キャッチーで、素朴で、哀愁がありつつも、どこかコミカルで。

一聴して、こんなにも良さが伝わるミュージシャンが、なぜアメリカではまったく無名のままで終わったのか。
長い年月を経て、南アフリカのジャーナリストにより発見され、その才能は光を浴びることになった。
そして、それまでどんな生活を送っていたのかも次第に明かされる。
ビルの解体や、一時は市議選に立候補したり、地域の活動にも熱心だったという。

この才能あるミュージシャンの人生は、いわゆる「勝ち負け」でいうと「負け」に見えるかもしれない。
だって、あんなにいい歌なのに、アルバムは売れず、無名で、普通の仕事に従事しつつけねばならなかったのだから。
南アフリカで売れたと言っても、海賊版なのでの流通なので、印税は入ってきていない。

だが、ロドリゲスやその周辺の証言を聞くと、それは決して「負け組」なんて画一的なものいいで片付けられる人生の価値観ではないことが分かる。
アルバムが売れなかったことは不本意だったかもしれない。
だが、彼はより地に足のついた人生を選んだのだ。
家族を大事にし、友達を大事にし、体を動かして働き、地域にも貢献する。
そんな当たり前の人生を愛したのだ。
そしてそんな人生に訪れる奇跡に、我々はさわやかな感動を覚えずにはいられないのだ。

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