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日本辺境論

12 /21 2012

日本辺境論 (新潮新書)日本辺境論 (新潮新書)
(2009/11)
内田 樹

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はい、おなじみ内田樹先生です。
内田先生の著書を読むにあたって、2冊、最初に手をつけておくべきなのかな、と思う本がありまして、それが『寝ながら学べる構造主義』と本書『日本辺境論』です。
というわけで『日本辺境論』ですが、最初は自分のテンションが合わなかったのか、あまりおもしろく感じなかったのですが、最後はやはりぐいぐい読み進められる面白さがあり、「う~ん、名著!」と唸ってしまいました。

内田先生の本は、ある物事の裏にある原因や因果関係を、今まで聞いたこともない鮮やかなロジックで説明してくれます。
ま、それが完全無欠の事実かというとそんなこともないと思います。
しかし、その一つ一つがあまりに見事なので、その一つ一つに膝を打ちまくっているのです。
そこに感動しすぎて、本全体のメッセージをちゃんと受け取れているかというと、そこは若干不安に感じたりもしていますが。。
ま、その分、何度読んでも楽しめるということでしょう。

太古の昔から、知ってか知らずか『辺境』という特性のうちに生きてきた日本。
外来のものをあっさりと中心に据え、効率的に学ぶ。
そんな我々自身の特性を知ることが、外交の第一歩のような気がしました。
我々の辺境性を愛しながら。

あとマンガ論がおもしろかった(養老孟司先生の受け売りらしいけど)。
世界でも珍しく、表意文字と表音文字(漢字とかな)をあやつる日本。
その2つを同時にあやつる脳こそが日本のマンガの質を著しく向上させたと。
表意である“絵”と、表音である“ふきだし”からなるマンガを。
なるほどねぇ。

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コメント

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最近読んだのですが、なかなか面白い本でした。
合気道やっていらっしゃることもあり、かなり証明しようのない精神論に
なっていきますが。
でも日本人が本当に誇れるところは、そのあたりのことに行き着くんでしょ
うかね。

rei320さん
コメントありがとうございます!
本書に関して、amazon書評でも説得力のある反論をされてる方もいて、それを読むのもまた面白いもんです。
ま、いずれにせよ、こういった構造の中で我々は生きているというのを自覚するのは大事なような気がしますね。

take

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