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「足に魂こめました」 カズが語った[三浦知良]

12 /15 2012

「足に魂こめました」 カズが語った[三浦知良] (文春文庫)「足に魂こめました」 カズが語った[三浦知良] (文春文庫)
(2012/11/09)
一志 治夫

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後にドーハの悲劇へと続く、アメリカW杯アジア一次予選突破までのカズを描いたノンフィクション。
約20年の時を経ての文庫化です。

カズと言えば、15歳の時に単身ブラジルへ乗り込み、見事プロの舞台を勝ち取ったことで有名ですが、その時代のことも書かれています。
幼少期にブラジルのサッカーに魅せられたカズは、テクニックはあったけども、身体能力は決して高いものではなく、ブラジルでの成功などとても考えられなかったそう。
しかし、苛酷な環境に耐え、苛酷な遠征に耐え、成功に至ります。
一度はあきらめて日本に帰る決意をしたそうですが、片足がないのに楽しそうにボールを追いかける子供を見て、もう一度奮起し、プロとしての成功をつかみます。

あとがきで著者も書いているとおり、取材不足や突っ込み不足もあります。
なにより、無名のサッカー少年の、遠いブラジルの地での記録など、充分に残っているはずもありません。
よって、“点”の描写であり、点と点をつなぐ“線”の物語にはなっていません。
ブラジルでの必死の努力がありありと描写されているかというと、そうではない。
しかし、決して才能にめぐまれたわけではないサッカー少年が、王国ブラジルでプロになるまでに積み重ねたであろう努力に思いを馳せるのには、充分に貴重な資料でした。

文庫化にあたって加筆されたあとがきでは、いまなおプロとして活躍するカズの努力が記されます。
徹底的な食事管理など、努力の描写としてはこちらの方が凄まじく伝わってきます。
そんなカズが語る「一日一日を大事に過ごすことの大事さ」はまさしく金言。
大事なのはプロセスであり、今なのだと。

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