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街場のアメリカ論

04 /30 2012

街場のアメリカ論 (文春文庫)街場のアメリカ論 (文春文庫)
(2010/05/07)
内田 樹

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いやぁ、今日で4月も終わりっすねぇ。。
さて、内田樹先生のアメリカ論。
普段何気なく接しているアメリカ、そしてアメリカと接する日本が、どういうマインドを象徴しているか、どういうマインドから来る現象なのか。
そんな鋭角かつ独自なアメリカ論が満載の一冊です。
町山智浩さんが『「そうだったのか!」と膝を打ちまくって痛くなるほど』と解説を寄せていますが、まさにそんな表現がぴったりです。

日米のスーパーヒーローが何を象徴しているか。
アメリカのヒーローは、スーパーマンやアイアンマンのように、おっさんが変身して世のために戦う。
だけどたまにやりすぎて、民衆の賛同を得られない。
それは、他国に軍事介入にして、国際社会に非難されるや、「みんな分かってくれないけど、俺たちは国際平和のために戦っているんだ!」と思うアメリカそのもの。
一方、鉄人28号やガンダムのように、日本のヒーローは、兄弟な力を持つ化け物を無垢な子供だけが扱えるという構造。
それは、アメリカ軍やその核をうまく扱うこれからの日本という構造。
戦争に負けてそれまでの価値観をボロボロにされて日本の大人たちは、これからの民主主義を学ぶ子供たちをある種、神格化し、未来を託し、そのようなヒーロー像を生み出す要因になったという。
ああ、なるほどと膝を打ちまくる。

そして、アメリカの成り立ちから見える事象にも膝を打ちまくる。
イギリスに失望し、理想の国家を作ろうと渡米した宗教家たち。
最初はその理想の元、宗教を中心に国が作られるが、西へ開拓が進むたびに、宗教の統治が行き届かなくなる。
そんな状況をなんとかせねばと、より身体的・ショー的な説教師が活躍し、原理主義がうまれる。
日本人の私からは、教会で歌って踊って説教なんて、まったく理解できなかったけども、そういうことかと。

子供嫌いの西洋文化というのも面白かった。
母性はそもそも人間にあるものという考えは信じて疑うことなどまるでなかったけど、歴史的に見ても全然そんなことはなかったんですね。。
単なる思い込み。
あ~面白かった。

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