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ドッグヴィル

映画
03 /18 2012

ドッグヴィル プレミアム・エディション [DVD]ドッグヴィル プレミアム・エディション [DVD]
(2004/07/23)
ニコール・キッドマン、ポール・ベタニー 他

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奇才、ラース・フォン・トリアーの作品、『ドッグヴィル』を鑑賞。
これは奇才やわぁ。。

物語はドッグヴィル(犬の町)という閉鎖した炭鉱の町が舞台。
その舞台なのだが、黒い地面にチョークで道と家を書いた様な場所で、物語が繰り広げられるのである。
まさに舞台を見に来ているような感覚。
最初はそれがノイズとなり、集中できなかった。
だが、見ていくうちに、その薄暗く、要素の少ない舞台が、逆に物語への集中力を高めさせてくれる。

そのドッグヴィルに、ギャングに追われ、逃げてきたグレース。
町の住民は、グレースをかくまうかわりに、労働を要求する。
グレースは気に入られようと、しっかりと労働をこなし、町の住民にも受け入れられる。

しかしひとつの歯車が狂い始めると、グレースは町からの逃亡を決意する。
だが、逃亡は失敗し、ドッグヴィルの悪意が暴走し始める。

実はグレースは、ギャングの娘。
暴走したドッグヴィルに対し、その権力を使い、衝撃の結末を与える。

この物語は一体なんだろう。
最初はなんだかんだ言いながらも困っている人を助ける選択をした人々。
しかし、いずれ町の人々の関係性を壊す出来事が起こると、当初の救済の精神はどこかに吹っ飛んでいく。
そこには、だれが悪いのか、真実を求めようとする姿勢や、冷静な判断は皆無だ。
その行動基準は、この町の均衡を崩さないこと。
他人のせいにしないと、その罰は自分に向かう。
そこで誰のせいにするかというと、コミュニティの新参者、グレースである。

そして、いったん標的になると、人々はそこにつけ込む。
そうなるともう止まらない。
当初の関係性からは信じられない所業をもってグレースを縛る。
人間の関係性というのは、こうも恐ろしい暴走を生むということ。

そしてまた、恐ろしい決断を町に下すグレース。
人間の倫理観なんて、ちょっとしたバランスの欠如で大崩壊を起こしてしまう。
常に冷静に、倫理的に判断を下せるようにならねば。
この物語を見て、そんなことを思うわけだが、果たして。



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