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その街のこども

映画
02 /21 2012

その街のこども 劇場版 [DVD]その街のこども 劇場版 [DVD]
(2011/06/03)
森山未來、佐藤江梨子 他

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阪神・淡路大震災15年特別企画として制作されたNHKドラマの劇場版。
震災を経験した二人の若者の一日を描く。

物語の要素は極めて少なく、ほぼ二人が歩いているだけ。
その分、見ている側にも思考する時間がたっぷり与えられる。
考える材料もたっぷり与えられる。

それは、震災と、二人それぞれの震災体験。
一人は、震災を機にうまく商売で設けた親を持つ男。
一人は、ようやく震災に向き合うために神戸にやってきた女。

震災がなければ、いがみ合うことはもちろん、出会うことさえなかった関係が、“歩く”ことにより、関係を深めていく。

歩いて歩いて、課題に向き合い、乗り越えることで、光に向かって走ることが出来る。

うん、抽象的に書きましたが、佐藤江梨子が亡くなった幼馴染のお父さんに、(向き合うのが怖かったけども)久しぶりに会い、乗り越え、(商店街?の)光に向かって走っていくシーンで、そんなことを感じたわけです。
カタルシスを感じたわけです。

人生、いろんな困難や不条理があるけども、歩いて歩いて、時には壁にぶつかっていかないと、走れなくなるぞ、と。

うん、いい結論だ。
歩いて、ぶつかって、走っていこう。

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