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息もできない

映画
03 /06 2011

息もできない [DVD]息もできない [DVD]
(2010/12/03)
ヤン・イクチュン、キム・コッピ 他

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つい最近、「冷たい熱帯魚」を今年最高の映画と言ったが、前言撤回かも。。
去年の作品だが、韓国の俳優、ヤン・イクチュンの初監督作「息もできない」を見た。

あれこれ説明するのも野暮だし、なんか上手く説明できないが、泣けた。
もの凄く泣けた。

子供のころに刻み込まれた暴力の記憶にさいなまれつつも、その暴力にとらわれ、自らも取り立て屋として暴力的な日々をおくる男、サンフン。
どうしようもない父親に、金をせびる弟、こちらも暴力が潜んだ男性主義的な家庭に生きざるをえない女子高生、ヨニ。

ともに“暴力”にとらわれた2人が最低なきっかけで出会う。
不思議に惹かれあう2人だが、それぞれの家庭で決定的な事件が起こる。
親父を殺そうと息巻くサンフンだが殺す前に自ら・・・。「辛くても生きろ」と絶叫するサンフン。
ヨニは父親に刃物を突き付けられ・・・。木製のドアに包丁をコツコツと突き刺すシーンは背筋が凍る怖さとともに、強烈に切ない。息もできないほどに。

しかしこの事件がきっかけとなり2人は魂のつながりを得る。
二人でいるときだけ泣けるのだ。号泣。

そして2人は光を見て歩きだす。
授業中にサンフンから誘いの電話を受けるヨニ。電話後、教室の外の光を見るヨニの表情のなんと美しいことか。

暴力でしかコミュニケーションしてこなかったサンフンだが、姉・甥っ子・ヨニ・マンシク(取り立て屋の社長)を引き合わせ、幸福へ向けて歩みだそうとするのだが・・・。

まさに息もできないほどに切ないストーリーを作り上げたヤン・イクチュン監督の傑作中の傑作。
これは数年に一度見返すべき映画である。

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