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これから資本主義はどう変わるのか――17人の賢人が語る新たな文明のビジョン

12 /14 2011

これから資本主義はどう変わるのか――17人の賢人が語る新たな文明のビジョンこれから資本主義はどう変わるのか――17人の賢人が語る新たな文明のビジョン
(2010/01/25)
ビル ゲイツ、ムハマド ユヌス 他

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資本主義(しほんしゅぎ、英語:capitalism)とは、経済の仕組みの一種で、資本の運動が基本原理となる体制である。「資本制」とも言う。
社会に貨幣を投下し、投下された貨幣が社会を運動してより大きな貨幣となって回収される場合、この貨幣が「資本」とよばれる(資本を参照)。資本が利潤や剰余価値を生む社会システムのことを「資本主義」という。
カール・マルクスは著書『資本論』の中で「生産手段が少数の資本家に集中し、一方で自分の労働力を売るしか生活手段がない多数の労働者が存在する生産様式」として「資本主義」と定義した。

Wikipediaより引用。

常々、この資本主義を根底にした自由競争社会に未来はあるのかという疑問がある。
資本主義というものをどれだけ正しく理解できてるのかは分からないが、もやもやと感じている疑念はこうだ。

Wikipediaからの引用文で言うところの「生産手段を持つ少数の資産家」は、貨幣という利益を追求し、商売を作ってきた。
しかし、利益を追求するあまり、世の中にとって真に必要とは言えないもの、サービスをときに生み出してきた。
さらには、その過程で、従業員や下請け業者を酷使し、環境に負荷をかけ、資源を浪費してきた。
もちろんこれらは悪い面だけ取り上げているが、人類の幸福の追求とは逆行した動きであることは確かだ。

自分も日々、WEBサイトを作っているが、正直、完全にやる気を失っている。
自分の作ったものが社会に貢献しているとは考えがたく、やりがいもない、魂を燃やす機会のない職場である。

こういった経済活動が資本主義を根底としたものであるならば、資本主義は限界を迎えているし、進化した考え方が必要である。
そういった意味では、ただしく統制される共産主義、新たな共産主義が必要だ!とも一時期思ったが、共産主義が正しく機能することがないことは、歴史が証明しているし、現在の日本政府の迷走ぶりを見ても明らかだ。

では、ハイブリッドな○○主義というものを唱えている人はいないのか?
そんな思いで、この「これから資本主義はどう変わるのか」を読んでみた。

17人の賢者と称された、豪華な執筆陣による本である。
資本主義の次へ向かう、様々な考え、それを実践する企業や団体の活動が紹介されている。
どう考えるべきかというのは、自分の中でまとまってきた。
社会と経済はどうあるべきか、どうあれば人類は幸せになれるのか。
これからの企業は利益の追求よりも、社会への貢献が要求される。
反社会的な活動をする会社は批判されるし、消費者には不買運動を起こされる。
実例もあり、こういう考えが少しずつ浸透することも確かだろう。

ただ、全体的に性善説に頼りすぎな印象を受けた。
「世の中にはこういう原理があり、悪は自然淘汰され、社会はよくなって行く。実際少しずつ良くなっているではないか。」という論調。
そんな呑気なことでいいのか。
賢者が新たな思想を打ち出し、それが牽引していくのではないか、という他力本願な考えも持ったが、これからは他力本願がもっとも悪かもしれない。
国や政府に頼る時代は終わった。
解決すべき課題があれば、自らの手で解決する。
関心を持ち、学び、自らもプレイヤーとして実践すること。
これが大事だという思いも新たにした。

難しいテーマの本だったが、非常に刺激的な読書体験だった。
この本の著者たちが行う活動、そして紹介される活動はどれも素晴らしい。
高い志と強い執念、想像力とイノベーション。
俺も少しでもこういう人たちに近づきたい。


気になるキーワード:
社会起業家、イノベーション、田坂広志、事物の螺旋的発展の法則、対立物の相互浸透の法則、ボランタリー経済、ムハマド・ユヌス、グラミン銀行、フィランソロピー、通貨のイノベーション、シュワブ財団、アショカ、テーカンパニエ、持続可能

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コメント

非公開コメント

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

ありがとうございます!

take

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