ルーム

映画
04 /28 2016


いやぁ、今年いちばん泣いたなぁ。
不憫で不憫で。

世間には虐待してしまう親がいる一方で、この”ルーム”に住む母親は、子供の成長を考え、心技体を磨くことを諦めない。
そして、子供のジャックがかわいいこと、かわいいこと。
演じたジェイコブ・トレンブレイ君の演技の素晴らしさよ。

脱出した後も、いろいろな問題が起こる。
そりゃそうだ、脱出してそれでハッピーエンドなわけない。
監禁中に受けた心の傷はあり続けるのだから。

こういう状況を思いやれる想像力を養いたい。


スポンサーサイト

アイアムアヒーロー

映画
04 /28 2016


ゾンビ描写がめっちゃ怖い。
今まででいちばん怖かった。

しかし、脚本のアラが邪魔をする。
”終わりなき日常が終わる瞬間”というのが、この物語が始まる瞬間なんだけど、その前の片瀬那奈の別れる別れないくだりいらねぇだろ。
原作ではその辺も絶妙だったのにね。

あとは人間たちのリアリティのない行動。
あんな状況でそんな行動するかよ、と。
ゾンビの怖さが突き抜けているだけに、余計に残念です。


太陽

映画
04 /25 2016


入江悠監督の最新作。
傑作舞台の映画化だそうで。

正直、俺はよく分からなかった。
設定が納得しづらいというか。
この人たちはそれぞれどういうイデオロギーのもとに生きているの?

解釈委ねる系の映画の見方難しい問題。
最近、そう名付けた問題が俺の中で立ち上がっているわけだが、まさにその問題に直面した映画
割と作品のメッセージ性が明確で、それをいかに強烈に見せるかということに腐心したタイプの映画は、単純に楽しめる。
しかし、解釈委ねる系は、ついつい話の矛盾点や、登場人物の行動のおかしさばかりに気が向いてしまう。
ただ、そこで起きていることを受け入れる、という見方がなかなかできないわけだ。
これは、映画を見る上で今後の課題なような気がしている。



リトル・ミス・サンシャイン

映画
04 /21 2016


それぞれにイタさを抱えた家族が、娘の美少女コンテスト参加をめざしてうんぬん、、という話。
黄色いポンコツのバンが、とってもキュートで素晴らしい演出。
笑えて勇気をもらえるのは、いろんなポンコツが肯定されるから。
しかし、それでいい気持ちになってたら、自己啓発に騙されるのとそんなに変わらないじゃんという気がしなくもない。
ま、行動せよってことで。
いやしかし、コメディとして100点満点って感じの作品だなぁ。


スポットライト 世紀のスクープ

映画
04 /21 2016


カトリック神父による幼児虐待事件と、教会の隠蔽工作を暴いた、ボストンの新聞社の物語。
ものすごい正義感に溢れた人たちによるものかと思いきや、当初その記事は見向きもされずに放置されていた。
新任の編集局長の指示により、この事件を追うことになったチームは、まさに”突き動かされる”ように事件にのめり込んでいく。
次第に事件被害の大きさ、深刻さが暴かれる過程はスリリングだが、同時にとても痛々しい。

この痛さは、事件を追う記者、サーシャ・ファイファーの祖母の表情に表れる。
祖母は敬虔はカトリック信徒。
信じるものに大きく裏切られた祖母の表情は、行き場のない苦悶の表情である。
事件を暴くことは正しい行いに違いないが、人々が信仰を奪われ、路頭に迷うのもまた事実なのである。
ゆえに”魂の虐待”。非常に罪深い。

やはり、高橋ヨシキ先生の教えてもらった悪魔主義に限るぜ。


僕はなぜ小屋で暮らすようになったか 生と死と哲学を巡って

04 /18 2016
雑木林の中に土地を買って、小屋を建て、一人で暮らすようになった著者。
その思考の系譜をまとめた一冊。

こうも考え込んでしまうと、生きづらくてしょうがないだろうな。。
過去も現在も、こういう人が哲学者として名をなしていくのだろうか。

を読むということは、ある一面では著者に同化することである。
しかし、個人的な哲学について同化することは、しばしば困難を極める。
作においてもただ脳内で音読するだけで、まったく内容が入ってこないという事態がたびたび訪れた。

しかし、自分が生きるために徹底的に思考し、不要なものを排除し、生活を組み立てる様は、非常に共感するところである。
それはつまり、自分の人生を絡め取られないようにすることである。
それがなぜ難しいかということは、次の一節でよく表現されており、少し視界がクリアになった思いがある。

お金や物、知識などの、広い意味での初期投資や維持費は、何も生産していない段階では事実上の借金であるから、それを取り戻して、さらにより多くの余剰価値を得るために奮闘しなければならない。そうすると、毎日がマイナスから始まることになる。朝起きて「さて何しよう」ではなく、やるべきことがわーっと芋づる式に出てきて、未来が定まってしまって、魂が濁ってくる。とにかく、自由が妨げられ、考えるべき事の多さに苛まれ、他のことを考えられなくなるのが嫌いなのだ。





ブラックスワン

映画
04 /18 2016


テレビでやってたので、再鑑賞。
いやぁ、改めて過剰な映画だなぁ。
ダーレン・アロノフスキーすごいわ。

しかし、主役のナタリー・ポートマンはメンタル弱すぎじゃないかw
あんなもんなのかねぇ、芸術の極みに挑むということは。


バンクシー・ダズ・ニューヨーク

映画
04 /15 2016

バンクシー映画は2本目ですが、『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』とは違って、こちらはバンクシー本人は映画には関わっていないようです。
なので、映画の作り自体は凡庸なドキュメンタリーという感じ。

2013年10月に、バンクシーがニューヨークで行った活動を取り巻く狂騒を追ったドキュメンタリー
バンクシーの存在を知った時には、そりゃその神秘性と、機知にとんだ作品にしびれたもんだけど、このドキュメンタリーは、それに振り回される愚民を見せられているようで、退屈だった。

そんな中、唯一、スーパーの壁に書かれた作品を取り巻く環境だけは、見ていて気持ちよかった。
金目当てに作品を撤去するでもなく、撮影料を取るでもなく、ただただ作品を楽しむ。
それぞれのポーズをとって記念撮影をする面々は非常に楽しそうだった。


take

FC2ブログへようこそ!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。