凡人のための仕事プレイ事始め

09 /20 2012

凡人のための仕事プレイ事始め凡人のための仕事プレイ事始め
(2010/05/13)
中川 淳一郎

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タマフルの特集にも、ビューティフル社畜コンサルタントとして(笑)登場した中川淳一郎さんの著書を読了。遅ればせながら。

この世の中を少しでも良くしたい、社会の役に立ちたい、仕事を通して成長したい。
そんな思いをもって、我々はこの社会に入るわけですが、まぁ、そんな甘くはないわけで。
何が正しいかということより、偉い人・金を払っている人の言う事が絶対!ということはよくあるわけで。。
そんな情けなくも哀しい社会を、著者が実体験をもとに語っていきます。
元・博報堂勤務ということで、その板ばさみ感には鬼気迫るものがあります。
俺なんかまだまだ甘いなぁ~と。

偉い人に怒られないための先回り、気を使ってますよというアピール、怒られないために別の発言主を持っておくなど、身につまされる話題が続きます。
最初は「分かる分かる!あるなぁ~(笑)」などと笑いながら読むわけですが、こんな哀しい話が続きすぎて、正直しんどくなってきます。。
「夢、死ね!」言われても、俺、まだ夢あきらめてないからね!

って感じで、個人的には後半は読むのがしんどくなったりもしましたが、最後は当たり前のことを当たり前に気づかせてくれます。
人生の大半を占める仕事、いろんな困難はあるが、これを仲間たちと一緒に乗り越えていくことが、いかに尊いかということを!
仕事をすれば人脈も世界も確かに広がるし、仕事をプレイと認識し、楽しむマインドは大切ですね。

あと一点、印象に残った話。
著者が田舎に帰ると、そこに暮らす友人たちは、子供も生まれ、家族を持ち、至ってシンプルな暮らしをしているという。
ずっと働いている会社ではけっこう出世しちゃったりして、愚痴をいいつつも、子供の成長を楽しんだり、シンプルに人生を謳歌していると。
私もつい先日、久々に実家に帰り、甥っ子と初対面したのですが、まったく同じコトを思いました。
華やかな東京イメージにあてられたのか、特に夢もないまま高校卒業後、家を出て、今は東京で働いてますが、本当にそんな人生求めてたのかなと。
田舎でそこそこの仕事を得て、家族を持って・・・、どっちかというとそういうのがリアルな幸せなのかなと最近は思ってしまいます。
しかし、高校当時、家を出たかったのは事実だし、東京にも一度は出たかった。
過去を振り返ってもしょうがない。
これからの人生をどうしようか、それに真摯に向き合うしかない。
うむ。

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10年後に食える仕事、食えない仕事

07 /09 2012

10年後に食える仕事、食えない仕事10年後に食える仕事、食えない仕事
(2012/02/03)
渡邉 正裕

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本を買うときは軽くamazonの書評に目を通したりしている。
で、参考にするのは高い評価より、低い評価のほうだ。
経験的にそっちのほうが、正しいような気がしている。

本書にも残念ながら星1つのレビューがついている。
普段なら買わないとこだが、まぁ、最近気になるテーマなので、期待せずに読んでみることに。
うん、今の自分には結構役立つ情報だった。
他人のレビューもあくまで参考程度にね、ってことだな。

さて、「10年後に食える仕事、食えない仕事」である。
ここから10年で何が起こるか。
人口減少、それも少子高齢化による労働人口の激減。
それに伴う外国人労働者の受け入れ。

一方、新興国の安い労働力を活用するため、海を越える労働や工場。
インターネットはより世界を小さくし、勝つ企業は世界中でシェアを獲得し、2
番手以下の企業は立ちゆかなくなる。

そんなこんなで、日本国内では、ろくな政策がたつわけでもなく、相変わらず政
局争いばかり。
そんな日本で、我々の仕事環境はどうなるの?ということを分析してくれている。
もちろんコレだけでは不足だろうが、一つの指針にはなると思う。

まず、我々の仕事を4分類している。
1.無国籍ジャングル:国際的な競争に巻き込まれる弱肉強食の世界。
2.重力の世界:新興国や安価な外国人労働力に取って替わられる。
3.ジャパンプレミアム:日本人である、日本語ネイティブであることが有利に働き、外国に取って替わられることのない仕事。
4.グローカル:3かつ、日本人の勤勉さやチームワーク、高いテクノロジーが必要とされる仕事。

要は、テクノロジーの発達と国際社会化で、誰でも出来る仕事は安い労働力に取って替わられる、もしくは低賃金化が進む。
ヒト・もの・金は海を渡るが、土地は渡らないので、残り続ける仕事も確実にある。
また、カルチャーや国民性に依存する仕事も残り続ける、ということ。

さて、私の「WEBディレクター」という仕事はどうだろう。
ひとくちにWEBディレクターといっても、ピンきりだが。
今の私のポジションがすぐ外国人なりに取って代わられることはないだろう。日本語コミュニケーションが重要だし、その意味ではJPプレミアムだと思いたい。
しかし、ジリ貧であろう。
誰でもできるし、自分で何かを生み出す仕事ではない。
取って代わられることはなくとも、いろんな状況で、重力の世界に引きずりこまれそうだ。
もちろん無国籍ジャングルに行く気はない。つうか生きていけない。
世間じゃ、さもここの「頂点狙うっしょ?」的な感じで、やれMBAだ、資格だ、スキルアップだと薦めてくるが、そんなもんはただの商売だ。
ここで生き残れるのなんて、一握りのスーパーマンで、しかも運のあるヤツだけだよと。
本書ではそうスッパリ言い切っているとこがすがすがしい。

JPプレミアムでいつつも、グローカルを目指す。
そんなとこだろうか。
不動産と執筆と飲食店オーナーと。
あとは新しい価値を生み出すこと。
うん、やりゃぁいいんだよ、やりゃあ。
引き続き考えていきましょう。

僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?

06 /25 2012

僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)
(2012/04/26)
木暮 太一

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さてと、なんとも興味深いタイトルである。
そこはぜひとも考えたいよね。
しかも、「資本論」と「金持ち父さん」に触発されているという。

今まで、内田樹先生のマルクス本や、池上彰本で学んだことが随所に出てくる
が、いやぁ、身についてないなぁ。。と思い知らされた。
まぁ、何度もインプットすることで、真に身につくと信じて続けていきましょう。

まず、「資本論」において、「価値」と「使用価値」は違うという話。
我々が一般に使う「価値がある」というのは、「使用価値がある」ということで、つまり、そのものを使うことにより得られる価値だ。
食べて空腹が満たされたり、着て寒さをしのげたり、楽しんで気分がリフレッ
シュできたり。
一方、「価値」とは何かというと、それを生産するのにかかった原材料費や人件費の合計である。
なので、「空気は価値がある。人間にとってなくてはならないものだから。」と
言って、反対する人はいないだろうが、資本論的にはこれは間違っている。
「使用価値」はあるが、原材料や労働の末に生産されたものではないから「価
値」はないのだ。

「使用価値」と「価値」。これがまず大事な概念であると。
では、我々の給料はどうやって決まっているのか。
これも「価値」で決まっており、つまり「労働力の価値」ということになる。
「労働力の原材料って…何?」となるが、これをマルクスは「労働力の再生産」と説明する。
つまり、1日働いて疲弊して、また次の日働くまでに必要なもの、というわけだ。
飯を食って、寝る家があって、服も必要で、たまには旅行でリフレッシュして。
そうやって、また働きに出れるわけだ。
労働力の再生産にかかる費用、それが給与というわけだ。

だから、どんなに働こうが、どんなに成果を出そうが、「労働力の再生産」にかかる費用が変わるわけではないので、給料は上がらない。
これを我々は勘違いしているという。
基本的に「価値」で決まっていて、あとは、需要と供給で上がり下がりするのだという。
資本主義社会とはそういうもんだという。

何か説明が足りていないような気もする。
需要と供給とか、スキルとか、時世とか、いろいろ影響するだろ!と思うが、まぁ、基本的な値付けの仕方としては、整合性の取れた理論かも知れない。
おお、そうなると、内田樹先生が言うとこの、「最小の労力で最大の成果(給
与)を得る」というメンタルが正しくなってしまう。
うむ、まぁそれは置いといて。

では、この社会の中でどう働いていくべきか、ということが提案されているわけだが、正直いまいちだった。
一周まわって、何も言ってないというか、それ普通じゃね?っていうか。
これをもとにちょっと自分の考えをまとめてみよう。

利益=売り上げ-経費
企業でよくあるこの計算式を、個人にも当てはめようと。
自己内利益=A(給与+満足感)-B(労働時間・精神的疲労)

自己内利益を上げるには、Aをあげるか、Bを下げるか。
給与は上がらないとして、満足感をあげるか、精神的疲労を減らすか。
とどのつまり、好きなことやろうよという。
あとはまぁ、俺、不労所得を得るつもりやし。
だいぶ雑になったが、時間切れなのでここで。

信頼できる男、宮沢俊哉社長(アキュラホーム)

日記
04 /09 2012
先週のカンブリア宮殿がよかったのでメモ。
「安さと満足は両立する」ってことで、アキュラホームの宮沢俊哉社長が登場。
650万で家が建つんだと。

元大工の社長さんで、匠の技を尊重しつつ、かつ業界に残る悪しき習慣、どんぶり勘定と闘ってきたという。
徹底的にコストを見える化し、資材の価格、作業の価格を詳細にデータベース化したらしい。
サッシの取り付け831円とか。
驚くのが、このデータベース化を、まだパソコンの普及していないワープロの時代から、こつこつとご自身で打っていったということ。

そしてさらに、徹底的なコスト削減策も実施。
資材の梱包から、選別、配送方法まで、トータルでいかにコストを抑えられるかを追求する。

また、こうしたノウハウを、パッケージで地方の工務店に販売する。
それは、暮らしの基礎たる住まいを、高品質で安く提供できる仲間を増やしたいから。

しかし、ここまでなら、成功者のよくある話で終わってしまうかもしれない。
「宮沢社長、信頼できるな!」
と思わせるエピソードも紹介される。

なんと、休日に住宅地を歩き回り、自社の手がけた家を見つけると、アポなしで訪問するというのだ。
そこで、ちょっとした修理をしたり、よりよく暮らすアドバイスをしたりするというのだ。
また、自分の家も、実験棟として使っており、あらゆる試行錯誤が垣間見える。
失敗作もあるが、「これは失敗ですね(笑)」と笑う宮沢社長。

山本五十六の名言に次のようなものがある。
「やって見せ 言って聞かせて させてみせ 褒めてやらねば 人は動かじ」
それを地で行く宮沢社長。
信頼できるお人である。
私もいずれ、アキュラホームさんに家作りをお願いしよう。


無理なく無駄なくいい家を建てる -品質も価格も満足できる家づくり-無理なく無駄なくいい家を建てる -品質も価格も満足できる家づくり-
(2010/12/27)
宮沢俊哉

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週末起業

02 /02 2012

週末起業 (ちくま新書)週末起業 (ちくま新書)
(2003/08/06)
藤井 孝一

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文字通り、週末に起業して、副業で収入を得ましょうという、サラリーマン向け指南本。

いやぁ、タメになりました。
私の会社も、就業規則には副業禁止と書かれていまして、そこで完全に思考停止していまいた。
やっぱ難しいだろうなと。

でも、会社に黙ってやってる人いるんですね!
っていうか、余裕で出来るんですね!
確定申告や、会社形態など、ひととおり押さえてあって、だいぶやる気になりました。

さて、私も資産を築くひとつの手段として「週末起業」を検討し始めたいと思います。
資産形成にあたって、やはり大前提は不動産。
これも週末起業のようなもんなんで、ここを軸に、空いた時間でなにか検討したいです。
そこで得た利益をまた不動産にあてて、スピードアップ。
最終目標は不労所得で生きていくことなんで。
・趣味と実益を兼ねた家具販売、日曜大工代行。
・まちのホームページコンサルタント。
いまはこんなとこです。

知ってしまえば、なんてことはない知識なんですが、無意識のうちに思考停止に陥ってしまっていた事態を打破させてくれる読書体験っていうのは、本当に刺激的ですね!
これからもどんどん破って行きたいです。

35歳までに必ず身につけるべき10の習慣

01 /26 2012

35歳までに必ず身につけるべき10の習慣35歳までに必ず身につけるべき10の習慣
(2009/09/02)
重茂 達

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これの続編。
続編とは知らず、目次を見て良さそうだなと思って購入したのですが、必要なかったかなと。

まず、習慣といいつつ、習慣のテイをなしていない。
心構えの話どまり。
目次を見て、自分に有益そうな見出しが並んでいたので、購入したのに、読んでみてがっかり。
ちゃんと内容に合致したタイトルを付けて欲しいですね。
ま、売るためにしたことなんでしょうけど。

習慣のことをおいておくと、書いてることは納得できるし、取り入れるべき部分もあります。
ただ、仕事に対する考え方も古いように感じるし、今の私には必要のない本でした。

前に読んだ「がなり流!」とは対照的だったために、余計にこんな感想を持ったのかもしれません。
圧倒的かつ徹底的に。自分を磨いていきます。

超整理術をうけてのワークショップ

日記
01 /19 2012
前回の記事、佐藤可士和の超整理術を受けて、ちょうどいい課題が目の前にあったので、ちょっとワークショップ的に実践してみようかなと。
実践しないと何の意味もないからね。

お題:お菓子屋の商品券デザイン
わが社には自主経営のお菓子屋があります。
オフィスグリコのようなものです。
自主経営と言っても、設けるのが目的ではなくて、他部署とのコミュニケーションのネタです。
そのお菓子屋で使える、商品券を作ってくれというのがオーダーです。
多分、部の飲み会でのゲームの景品か何かにするのでしょう。

1.状況把握
対象を問診して、現状に関する情報を得る。
・お菓子屋はお隣の部署とかには認知されている。
・それ以上の波及力はまだまだ。
・他部署からの商品券オーダーは2回目である。
・オフィシャル商品券のデザインは初。
・飲み会の景品なので、部署内のコミュケーションの場で贈呈される。
・このお菓子屋の目的は、社内コミュニケーションの最大化。

2.視点導入
情報に、ある視点を持ち込んで並べ替え、問題の本質を突きとめる。
ここで持ち込む視点とは、やはりこのお菓子屋の最高の目的『部署内・部署間のコミュニケーションの最大化』であろう。
うん、ただ軽い気持ちで「商品券つくって。」って言われただけだし、特にクライアントが抱える課題はない。
となると、やはりこのお菓子屋本来の目的をどこまで最大化できるかがカギになる。
商品券という媒体を通して、どれだけ波及させられるか。

3.課題設定
問題解決のために、クリアすべき課題を設定する。
a.商品券の贈呈の場を盛り上げるデザイン
 →商品券+贈呈用の封筒をデザインする。
  贈呈時にひと笑い起こすクオリティと仕掛け。
b.他部署への波及効果の最大化
 →a.の実践によるクチコミ効果期待。
  SNSを使った展開。

最終アウトプット
・商品券と贈呈用封筒を作る。
・SNS展開は色々問題ありそうなんで、店長相談。

やってみた感想
なんか、点が線になってないような気がしますが…。
・問診と一言でいっても、問診力が問われる。
・簡単にできるわけではない。
というわけで、本当に仕事で解決すべき課題があったときにもう一度読み直したいと思います。
眠いし、今日はこの辺で。。

佐藤可士和の超整理術

01 /18 2012

佐藤可士和の超整理術佐藤可士和の超整理術
(2007/09/15)
佐藤 可士和

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ご存知、アートディレクション界のスーパースター、佐藤可士和さんの仕事術本。

私もちょっとだけデザインをかじっていた時代がありまして、その当時がまさに大ブレイク中のときで、デザイン雑誌では、右も左も佐藤可士和って感じでした。
そんなわけで、私も氏の仕事ぶりには多少詳しいので、本書において、目からウロコな情報があったとはいいがたいです。
整理が重要なのは分かるけど、もっと具体的な方法論について、つっこんで欲しかったなと。
欲張りすぎますかね。

ただ、その整理っぷりには徹底的なものを感じました。
彼の会社「サムライ」のスタッフにまで、そのための時間を設けて、机整理をさせているという。
まさに、侍が剣術を磨くがごとく、徹底的に。
そんなとこに「サムライ」の由縁があるのかなとも思いました。

さて、その整理術のプロセスですが、以下の3ステップにまとめられています。
1.状況把握
対象を問診して、現状に関する情報を得る。
2.視点導入
情報に、ある視点を持ち込んで並べ替え、問題の本質を突きとめる。
3.課題設定
問題解決のために、クリアすべき課題を設定する。

うん、当たり前のことですね。
当たり前だけど、これを「整理」というキーワードをもとに言語化したことに、本書の価値があるわけです。
やるかやらないかはあなた次第。
すぐには佐藤可士和のようにうまく整理できなくても、これをお手本に自分なりの整理術、仕事術を確立していくことが大事なんです。
そう自分なりの。

(´-`).。oO(だってこの人の仕事、ちょっと面白みにかけるよね。。)

だから、僕らはこの働き方を選んだ 東京R不動産のフリーエージェント・スタイル

01 /14 2012

だから、僕らはこの働き方を選んだ 東京R不動産のフリーエージェント・スタイルだから、僕らはこの働き方を選んだ 東京R不動産のフリーエージェント・スタイル
(2011/12/09)
馬場正尊、林厚見 他

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R不動産を立ち上げた3人による著書。
業界的にも、そしてそのコンセプト、スタイルにも興味があり、読んでみました。

R不動産のスタッフは、他に仕事を持っている人も多く、また他にやりたい企画があれば、それができるという、自由なスタイルをとっているという。
サラリーマンと、個人事業主の間のような感じか。
もともとはダニエル・ピンク由来らしいです。↓
フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか

自由で、社会性があって、ちゃんと利益も出る。
世の中では、型にはめたようなマンションばかりが注目されるが、住居はもっと個性的で色んな価値観があるべきだ。
そんな価値観を大事にした住居を、自由なスタイルで、もっと楽しい働き方で、社会に提供したい。
それがR不動産なのでしょう。

その価値観には、大変同意しています。
ただ、本書からはあまり得られるものがなかったというか、読み物として面白くなかった、というのが正直な感想です。

この本が提供する情報が、私にとってはもう、既知の事実、思想だったからか。
単純に文章力、構成力が足りなかったからか。
または、比喩があまりに散漫だったからか。
あるときは野球、あるときはサッカー、またあるときは音楽集団が比喩として取り上げられるが、説明としてあまりうまくない。
ま、いろいろ理由はあると思いますが、読んでる最中の感情の起伏がほぼありませんでした。

R不動産のサイトをあえて洗練させないとか、使い勝手が悪いとこも残すとか、数値化できない価値観とか、非論理的であることを否定しないとか、良いこといってるのに、そこをもっと掘り下げてほしかったですね。

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

12 /28 2011

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すかモチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
(2010/07/07)
ダニエル・ピンク

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昨年、割と話題になった(?)本ですかね。

原始的な生存欲求をモチベーション1.0、給与や罰則による動機づけを2.0、そしてこれからは自分の内側から湧き出るモチベーション3.0で動くべきだという主張。

そして、現代の社会・企業は、まだまだ前時代的なモチベーション2.0で動いてるものが大多数だという。
科学の現場では、モチベーション2.0がもたらす悪影響が実証されているというのに!

本書の中で、その実証実験が記されているが、象徴的な実験を一つ紹介すると、
AとB、2つのチームにパズルを解いてもらう。
3日間実験を実施し、Aにはただ解いてもらうだけ。
Bには2日目のみ報酬を与えた。
Aのパズルを解く意欲は増していったのに対し、Bの3日目のモチベーションは下がったという。
間違った報酬は悪影響をまねくということだ。

今もモチベーション2.0的な職場で働いているが、もうバッサバッサと切り刻まれた気分。
社員に自由度をあたえる施策として最も一般的な、フレックスタイムもダメだと。
信用詐欺とまで断じている。
自由をあたえるフリをしているだけだと。

ではどうあるべきか、それがモチベーション3.0である。
モチベーション3.0は、自律・熟練・目的からなる。

ま、カンタンに言うと、普通の生活がおくれるくらいの給与は保障されつつ、自分のやりたいことを自律性をもってやるということ。

googleで有名な20%ルールや、フェデックスデイなどが、現実に取り入れられている施策の一例。
いずれも業務内の一定時間を、自分の好きなチームで、好きなことを、好きな方法でやる、というもの。

まぁ、すべての会社がこういう原理で動いて、社会がうまくいくかというと何ともいえない。
ルーチンや、つまらない仕事だって、必要だろうし。
だがしがし、少なくとも俺は、モチベーション3.0で動きたいし、社会にもっとこういう考え方が浸透すればいいと思う。
ひいては、自分で自分の人生をコントロールするということだから。

本書は教育にも言及しており、子供が出来たときにでももう一回読みたい。
モチベーション2.0の世界で生きてきた俺が、そこから抜け出すのは容易なことではないからね。

take

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