街場の文体論

10 /09 2012

街場の文体論街場の文体論
(2012/07/14)
内田樹

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すっかり内田樹先生のファンなわけで、講演を生で見たいなぁなんて思ってた矢先に、ニュースが飛び込んできました。

ラジオデイズ5周年記念鼎談「街場の文体論だぜ!」
内田 樹 VS 小田嶋 隆 & 平川克美

 
なんと魅力的かつ、個人的にタイムリーなトークイベントなんでしょう!
これは行くしかない!ってことで、早速その日のうちに、申し込んで、未読だった本書を購入。

本書は、内田先生が「クリエイティブ・ライティング」として大学で講義されたものをまとめた本。
まぁ、正直言って、中盤は学術的すぎて、ただただ感心するしかないっていう状態でしたw
しかし、学術的で、内容が難しいからといって、決して読みづらいわけではない。
むしろ、没頭してしまうほど読みやく、そして伝わる。
結論に向かう下りは、よくできた映画のクライマックスを見ているような、体が打ち震えるような感覚すら味わいました。

こういう感想を読者に持たせてしまう文、これこそがまさに内田先生のいう「生成的な言葉」なのでしょう。
そしてそこには、読者に伝えたいという「魂」がこもっている。

届く言葉とは、魂のこもった言葉。
結論はいつだってシンプルなのだ。

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小田嶋隆のコラム道

06 /19 2012

小田嶋隆のコラム道小田嶋隆のコラム道
(2012/05/21)
小田嶋 隆

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人気コラムニスト、小田嶋隆さんの「コラム道」を読了。
私も、毎週「ピースオブ警句」を愛読して、毎週「うまい!」と唸っております
が、本書も楽しませていただきました。

文章の書き方といえば、「一瞬で心をつかむできる人の文章術」を読みましたが、これが、わりと基本的な文章の書き方だとすると、「コラム道」は、コラム自体をコラムとして扱い、為になるのはもちろん、単純に読み物としても面白いです。

印象に残ったのは、「世の中には妖精が見える人と、見えない人がいる」というところ。
これの意味するところはつまり、物事を描写するときに、物事の裏側まで読み取り、それを描写できるかということ。
妖精が見えないと凡庸な文章にしかならず、コラムにはなりえない。
思考を広げるツールとして言葉を捕らえるなら、言わずもがな、妖精を見なきゃいけないのだ。

では、妖精が見えるのは一部の才能を持ったものだけか?
否、才能なんてものは、いい文章を書いたものに与えられた、ただの結果論であって、才能なんてものの存在を認めたら我々はやっていけないではないか。
と論じていてなんとも心強い。

もう一つ、印象に残った点。
文章を書きたいというモチベーションに溢れているであろう読者に向けて、コラムに向かうモチベーションにまで話が及んでいるのが、なんとも小田嶋さんぽいいが、次の一文で、ひざを打つような思いをした。
『最も安定的な執筆モチベーションは、原稿を書く「習慣」そのもののうちにある。』

結局、人間を作るのは習慣だ。
書いていこう。

一瞬で心をつかむできる人の文章術

02 /22 2012

一瞬で心をつかむできる人の文章術―1日たった15分10日間で上達!一瞬で心をつかむできる人の文章術―1日たった15分10日間で上達!
(2007/11/28)
高橋 フミアキ

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当ブログも含め、文章を書く機会が増えたので、本書を読了。

最初に紹介されるテクニック、「ストーリー仕立てで書く」。
もう、書くだけであれば、これだけでスラスラ書けるようになるね!
ホント、学校の作文の時間にちゃんとこういうこと教えて欲しかったわ……

ステップを踏むかたちで、トレーニングが紹介され、後半には準備の大切さ、推敲の大切さが語られます。
最後には具体的に役立つテクニックも紹介され、本書のトレーニングを終えれば、それなりの文章が書けるようになると思われます。

ストーリー仕立て、語尾に変化、5W1Hを入れる、五感(目・耳・鼻・肌・舌)で書く。
この辺を意識するだけでもぐっと文章のレベルが上がるでしょう。
特に5W1Hの、WHY(なぜ)やHOW(どのように)をきちんと書くと、書き手のキャラクターがぐっとリアルに感じられる文章になるんじゃないかと感じました。
その他、会話を挿入、説明を入れる、喜怒哀楽を表現、自分のメッセージを挿入、時代性を盛り込む、などのテクニックも紹介。

そして、準備:執筆:推敲は、4:2:4の割合でやれという。
書くための準備としてマインドマップの活用や、よりレベルアップするための方法も紹介される。
結論を先に書く、疑問を先に書く、演繹法、帰納法、弁証法など。

さーて、トレーニング続けよう。

take

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