老人と保育のコミュニティ

日記
03 /09 2012
人口経済学を読んでからか、ひとつのアイディアがある。
アイディアというか、今後の日本をよくするための思いというか。

それは、老人ホームと保育園の融合のようなイメージのもの。
つまり、保育が必要な若夫婦に、老人の“子育て”という労働力を提供するというもの。
これには必ずしも金銭的なやりとりを含まなくてもよい。
むしろ、親に子供を預ける感覚であるのが望ましい。
見知らぬ老人ホームにいきなり預けるという感覚ではなく、ひとつのコミュニティである必要がある。
コミュニティ内での助け合いという精神の方が好ましい。

いや、老人ホームという響きもよくない。
近所のおじいちゃん、おばあちゃん、隣の吉田君とこのおじちゃん、おばちゃんの集会所があり、そこで保育も受け付けているよ、と。
若妻のさやかは、火・水・木と、スーパーでレジ打ちのパートがあるから、子供をそこに預けるよと。

このアイディアは、日本が抱える以下の問題を解決すると思われる。

1.人口減少時代を迎える日本の労働力低下の防止
日本は今後、人口が減る。
しかも、高齢化社会を向かえ、つまり労働力が低下する。
この問題の解決には、2つの対策が必要である。
1つは経済成長(≒1人あたりの労働力の向上)、もう1つは労働人口の増加だ。

経済成長は、まぁ置いといて。
(経済成長は望めないとは言いたくないので置いておく)

労働人口の増加であるが、今回のアイディアでは1つの世代に労働の機会を提供することができる。
老人だろうか、ノンノン、実は子供を抱えた若妻にである。

確かに、老人にも労働の機会を提供できるのだが、『労働』という言葉はふさわしくない。
老人には、定年後のヒマな時間を楽しみながら子供の世話をするというボランティアマインドでいていただきたい。
年金を払ってくれる若い人たちにも貢献できるし。

このアイディアは、若妻に労働を提供できることにこそ価値がある。
日本における、世代別の労働割合をグラフにすると、女性の20代後半~30代前半でガクッと落ち込む。
うん、出産・育児休暇の時期だから、当たり前だと思うなかれ。
スウェーデンでは、国のサポートがしっかりしているからか、このグラフがあまり落ち込んでいないのだ。
つまり、この若妻世代の労働をサポートする体制を整えること、これが人口減少時代の日本に必要なことなのだ。

2.医療費の削減
老人世代に保育という労働を提供すると、労働により脳が活性化し、病気や痴呆などが減ると思われる(確たる根拠ナシ)。
このアイディアは、日本が抱える税制問題・保障問題にも、医療費の削減という観点から貢献できるのだ。


うむ、まぁ、アイディアとしては別に斬新でも何でもない。
だがしかし、ビジネスではなく、コミュニティ内での助け合いという発想がもっと広まればいいと思う。
経済成長=幸せという時代は終わったのだから。


てなことを、TBSラジオ『キラキラ』國分功一郎さんの話を聞いて、再度思ったので書いてみました。

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