探検家、36歳の憂鬱

10 /26 2012

探検家、36歳の憂鬱探検家、36歳の憂鬱
(2012/07/21)
角幡 唯介

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書店のオススメコーナーにて、ジャケ買い、というかタイトル買い。
とある探検家の、いわゆるエッセイ集です。
こういった本は初めて読みましたが、「探検家」という言葉がグッと心に入り込んできたその感覚は正しく、一気に読了しました。

探検というものに憧れはありますが、そんなもの一切せずにここまで歳をとってしまいました。
雪山を登ったり、そこからスキーで滑走したり、カヤックで川を下ったり。
そんな経験のひとつやふたつ、やっておきたかったなぁ。
まぁバイクで、ロス〜ラスベガス間を往復したり、北海道を一周してたりはしますが、やはり冒険とは言えないですよね。
そんな危ないことしてないし。
ロス〜ラスベガスなんて、時間がなかったので、ひたすらフリーウェイを走ってるだけでしたしね。

こう書くと、激しく後悔してるふうですが、当時は冒険に体する渇望なんてなかったのでしょう。
今、なぜこう思うかというと、やはりずぅ〜っとパソコンに向かって、つまらない仕事に日々を費やしているせいでしょう。
そういった身体性の欠落した生活が、人を冒険へと駆り立てる。
昨今の登山ブームもそれと同じだと著者はいい、激しく納得させられます。

先日も誘われて、軽い気持ちでマラソン大会にでたのですが、走り出してすぐ後悔しました。
「なんでこんな苦しい体験に金払ってるんだろう!?」と。
しかし、終われば充実感があるし、また走りたいと思っています。
これも、身体的な痛み、いわゆる「生きてる実感」ってやつが欲しいからなのでしょう。

もっと痛みが欲しい。もっと身体的になりたい。危ない冒険がしたい。もっと自由に生きたい。
最近の私はそんなことばかり考えてしまいます。

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