ミツバチの羽音と地球の回転

映画
11 /03 2012

ミツバチの羽音と地球の回転 [DVD]ミツバチの羽音と地球の回転 [DVD]
(2012/07/28)
ドキュメンタリー映画

商品詳細を見る

続きまして、『ミツバチの羽音と地球の回転』を鑑賞。
山口県上関町祝島では、1982年に持ち上がった中国電力の原発建設計画に対し、28年間も一貫して原発建設に反対してきた。
島民たちは、祝島の美しい自然と、昔ながらの漁業・農業を大事にした生活を守るという確固たる意思がある。

それに対し中電は、嘘をつき、協定を破り、説明責任を果たさず、工事を強行しようとする。
原発を建てれば、炉心を冷やすために使った海水が、温度が上がった状態で海に流されるという。
その温度のあがった海水が大量に流れ出ることにより、生態系が崩れるのは必至だ。
しかし、中電はあっさりと生態系に影響は無いという。

なぜ民意がこんなにも簡単に無視されてしまうのだろう。
一方、鎌中監督はクリーンエネルギー先進国、スウェーデンに飛び、自然エネルギーへとシフトし、持続可能な社会づくりを進める様子を取材する。
その中でスウェーデン人は言う。
「日本はエネルギーの自由化が進んでないのか!?今すぐやれ!」と。

日本ではエネルギーの自由化に関して、まともが議論すら聞かないような気がする。
そこには明らかに既得権益者の陰謀のようなものがあると思う。
何をすればいいのかは分からないが、とりあえず勉強にはなった。

スポンサーサイト

内部被ばくを生き抜く

映画
11 /03 2012


原子力エネルギー問題を扱う鎌中ひとみ監督の『内部被ばくを生き抜く』上映会+トークショーに行ってきました。
午後には『ミツバチの羽音と地球の回転』もあり、非常に勉強になった一日でした。

まず、『内部被ばくを生き抜く』ですが、4人の医者と、福島で幼稚園を営む家族を中心に話が展開されます。
原爆を落とされた広島でずっと医療行為を続ける医者や、チェルノブイリの問題を扱う小児科医など。
専門家たちはいかにこの問題が厄介で、そして、今回の原発事故における政府の行動が、嘘や無知にあふれているかと警鐘をならす。

一方、福島では、幼稚園を営む家族の生活が映し出される。
一時は移住することも考えたというが、そこに住み続ける決意をし、様々な行動を起こしている。
放射線線量計の導入はもちろん、除染のため屋根の張り替え、土の入れ替え。
日々の食材にも最新の注意を払う。
子供がいるとなおさらだが、その細かな気遣いを毎日しなきゃいけない事実に言葉を失う。
福島のこの地に生き続けるということは、こういう心配を一生し続けていくということなのだろうか。
だとしたら、私にはそれは悲劇にしか思えない。
そしてここのご主人も言う、未来に希望があれば、光があればいいのだが、と。

私はもはや、原発問題や復興問題を頭の片隅に追いやって、日々呑気に生きている。
いや、呑気といっても個人的にはいろいろあって、いろいろ悩んではいるのだが、この映画のような現実を見ると、頭を抱えてしまう。
かといって、何かできるわけでもない。
うん、もう33年も生きていると、自分に対したアクションはできないことは分かっているんだ。
だけど、少しでもいいから、こういった問題に真摯に向き合い、意識を向けることの大事さも分かっている。
社会の仕組みが分かるにつれ、エネルギーというものがいかに世界に不和をもたらしているのかが分かる。
まずは持続可能なエネルギーというものの勉強からはじめてみよう。

エネルギー進化論: 「第4の革命」が日本を変える (ちくま新書)エネルギー進化論: 「第4の革命」が日本を変える (ちくま新書)
(2011/12/05)
飯田 哲也

商品詳細を見る


take

FC2ブログへようこそ!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。