小商いのすすめ 「経済成長」から「縮小均衡」の時代へ

10 /31 2012

小商いのすすめ 「経済成長」から「縮小均衡」の時代へ小商いのすすめ 「経済成長」から「縮小均衡」の時代へ
(2012/01/20)
平川 克美

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内田樹さんの盟友、平川克美さんの著書。
なんというか、、非常に読みづらかったです。。
大事なとこで、論理の飛躍や説明不足があるという印象。

人口の減少は将来への不安から来るもので、それを取り除けば人口減少は抑えられる。
とは、世間でよく言われる主張であるが、これがいかに安直なことかと反論する。
人口減少、そして経財縮小は自然経過的なものであるから、それを真正面から受け入れつつ、いかに我々の生活を営んでいくか。
そのキーとなるものが小商いであり、ヒューマン・スケールな生活をすることであると。

その主張には大変同意するが、どうも説明がしっくり来ない。
著者の子供時代、高度経済成長を支えた町工場を回想し、そこにあった小商いの素晴らしさを説く。
「3丁目の夕日」的な風景なのだろう(見たことないけど)。
しかし、どうも懐古主義的すぎるし、著者はそうならないように配慮しているつもりであろうが、明らかにバランスを欠いているように思える。
あの時代にはもう戻れないのだから、この時代での小商いをもっと説明してほしい。
そんなことを思ってしまった。

まぁ、それでも平川さんの著書はもっと読みたいと思わせるタイトルであるし、本書ももう一度読もうとは思う。

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はじめての人の飲食店開業塾

05 /30 2012

はじめての人の飲食店開業塾―まずはこの本から!はじめての人の飲食店開業塾―まずはこの本から!
(2009/03)
赤沼 慎太郎

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スポーツバーとか経営できたら、おもしろそうだなぁと思ってまして。
飲食業界で働いた経験なんか皆無なんですけどね。。
というわけで、こんな本を読んでみました。

前半があまりに初歩すぎてちょっとキレそうになる。。
「そんな説明いらんわ!」みたいな。
まぁ、そういう本なので文句言えないんですけど、一般社会人並みの知識がある人にとっては、前半は言わずもがなの内容で退屈するでしょう。

後半の資金調達や、融資の話はさすがに勉強になりましたけどね。
ただ、これもあくまで手続きレベルで必要なことをおっていったってだけで、それ以上でもそれ以下でもありません。

ま、ファーストステップクリアってことで、次に進みましょう。

老人と保育のコミュニティ

日記
03 /09 2012
人口経済学を読んでからか、ひとつのアイディアがある。
アイディアというか、今後の日本をよくするための思いというか。

それは、老人ホームと保育園の融合のようなイメージのもの。
つまり、保育が必要な若夫婦に、老人の“子育て”という労働力を提供するというもの。
これには必ずしも金銭的なやりとりを含まなくてもよい。
むしろ、親に子供を預ける感覚であるのが望ましい。
見知らぬ老人ホームにいきなり預けるという感覚ではなく、ひとつのコミュニティである必要がある。
コミュニティ内での助け合いという精神の方が好ましい。

いや、老人ホームという響きもよくない。
近所のおじいちゃん、おばあちゃん、隣の吉田君とこのおじちゃん、おばちゃんの集会所があり、そこで保育も受け付けているよ、と。
若妻のさやかは、火・水・木と、スーパーでレジ打ちのパートがあるから、子供をそこに預けるよと。

このアイディアは、日本が抱える以下の問題を解決すると思われる。

1.人口減少時代を迎える日本の労働力低下の防止
日本は今後、人口が減る。
しかも、高齢化社会を向かえ、つまり労働力が低下する。
この問題の解決には、2つの対策が必要である。
1つは経済成長(≒1人あたりの労働力の向上)、もう1つは労働人口の増加だ。

経済成長は、まぁ置いといて。
(経済成長は望めないとは言いたくないので置いておく)

労働人口の増加であるが、今回のアイディアでは1つの世代に労働の機会を提供することができる。
老人だろうか、ノンノン、実は子供を抱えた若妻にである。

確かに、老人にも労働の機会を提供できるのだが、『労働』という言葉はふさわしくない。
老人には、定年後のヒマな時間を楽しみながら子供の世話をするというボランティアマインドでいていただきたい。
年金を払ってくれる若い人たちにも貢献できるし。

このアイディアは、若妻に労働を提供できることにこそ価値がある。
日本における、世代別の労働割合をグラフにすると、女性の20代後半~30代前半でガクッと落ち込む。
うん、出産・育児休暇の時期だから、当たり前だと思うなかれ。
スウェーデンでは、国のサポートがしっかりしているからか、このグラフがあまり落ち込んでいないのだ。
つまり、この若妻世代の労働をサポートする体制を整えること、これが人口減少時代の日本に必要なことなのだ。

2.医療費の削減
老人世代に保育という労働を提供すると、労働により脳が活性化し、病気や痴呆などが減ると思われる(確たる根拠ナシ)。
このアイディアは、日本が抱える税制問題・保障問題にも、医療費の削減という観点から貢献できるのだ。


うむ、まぁ、アイディアとしては別に斬新でも何でもない。
だがしかし、ビジネスではなく、コミュニティ内での助け合いという発想がもっと広まればいいと思う。
経済成長=幸せという時代は終わったのだから。


てなことを、TBSラジオ『キラキラ』國分功一郎さんの話を聞いて、再度思ったので書いてみました。

夢をかなえるお金の教え 豊かさの知恵

02 /28 2012

夢をかなえるお金の教え 豊かさの知恵 お金と幸せを呼びこむ「経済自由人」という生き方夢をかなえるお金の教え 豊かさの知恵 お金と幸せを呼びこむ「経済自由人」という生き方
(2004/01/16)
本田 健

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金持ち父さんよろしく、ストーリー仕立てで語られる、起業の心構え本。

まず言いたいことは、語り口が下手、ということ。
ストーリー仕立てで語られている意味が分からない。
師匠と弟子、ともに「ですます調」で書かれているので、読みづらい。
前作を読んでないからか、口調やしゃべることからそれぞれのキャラクターが見えてこず、リアリティを感じられない。
ときおり、ただの箇条書きになっており、ストーリーとしての脈略が希薄。

その辺がノイズとなり、あまりのれなかった。
書いてあることも、特に目新しいことはないし。

ただ、一心不乱に働いたあげく離婚を突きつけられる、という悲しい過去を持つ著者だけに、「愛」がひとつの切り口になっている。
そういった文章を読んでいたら、「感謝こそが前向きなマインドの源泉だ」という前向きな気持ちになれたので、感謝です。
あざす。

週末起業

02 /02 2012

週末起業 (ちくま新書)週末起業 (ちくま新書)
(2003/08/06)
藤井 孝一

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文字通り、週末に起業して、副業で収入を得ましょうという、サラリーマン向け指南本。

いやぁ、タメになりました。
私の会社も、就業規則には副業禁止と書かれていまして、そこで完全に思考停止していまいた。
やっぱ難しいだろうなと。

でも、会社に黙ってやってる人いるんですね!
っていうか、余裕で出来るんですね!
確定申告や、会社形態など、ひととおり押さえてあって、だいぶやる気になりました。

さて、私も資産を築くひとつの手段として「週末起業」を検討し始めたいと思います。
資産形成にあたって、やはり大前提は不動産。
これも週末起業のようなもんなんで、ここを軸に、空いた時間でなにか検討したいです。
そこで得た利益をまた不動産にあてて、スピードアップ。
最終目標は不労所得で生きていくことなんで。
・趣味と実益を兼ねた家具販売、日曜大工代行。
・まちのホームページコンサルタント。
いまはこんなとこです。

知ってしまえば、なんてことはない知識なんですが、無意識のうちに思考停止に陥ってしまっていた事態を打破させてくれる読書体験っていうのは、本当に刺激的ですね!
これからもどんどん破って行きたいです。

take

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