パンズ・ラビリンス

映画
01 /19 2017

ギレルモ・デル・トロ監督のダークファンタジー
ファンタジーにはあまり乗り切れないことが多いのですが、本作の素晴らしい造形や世界観にはガッツリ引き込まれてしまいました。
ファシスト政権化のスペインと、ファンタジー世界とのパラレルワールド。
感動の結末に涙してしまいました。


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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

映画
01 /14 2017

現代の戦争最前線を描いた映画
ドローンや昆虫型偵察機など、実際に使われているという機器が登場する。
しかしテクノロジーは発達するとともに、戦争の形も時代とともに変化する。
テロリストは、民間人の街に紛れ込み、無人偵察機から爆殺しようとするも、民間人の少女を巻き込む可能性があり、さてどうする?という物語。

周辺被害がでないように、もっと個人単位で狙い撃ちできるようにミサイル開発すればいいんじゃね?
と、テクノロジー発展方面に思いをよせてしまうが、そんなことをいくら続けても、この世からテロリストは根絶できないんだろうな。

軍関係者は仕事を終え、暗い表情で帰路につく。
なかなかいろいろ考えさせる戦争映画である。


夕凪の街 桜の国

11 /22 2016
『この世界の片隅に』の原作者、こうの史代さんの作品。
『この世界の片隅に』にも通ずるテーマで、アナザーストーリーとも言えるかもしれません。

現代の日で生きているということは、幸せを享受していることなのだなぁと心底思います。
幸せを噛みしめつつ、しかし、海外に目を向ければ悲惨な紛争は起こり続けているわけで。
一歩でも進歩できるように、真面目に生きていきたい。

しかし、一歩外に出れば、モノに溢れ、情報に溢れ、サービスに溢れ、物事をシンプルに考えるのが難しい社会。
余計なモノが目に入らなければいいのですが、、なかなかそれも難しいので、そんなときはこうの史代さんの作品を思い出すことになりそうです。


世界史の中のパレスチナ問題

06 /05 2016
世界の混沌を凝縮したようなこの地。
世界情勢や歴史を見ると、よくここにぶち当たるような気がします。
しかし、いまいちよく分からないこの問題。

というわけで読んでみましたが、もう複雑すぎてよく分からない、ということが分かりました。。
とはいえ、大枠は理解できたので、詰まりながらも読破してよかったです。

なぜユダヤ人はいつも差別や迫害の対象となってきたのか。
イスラエルとパレスチナとはどういう問題なのか。
その混乱を作ったのは誰なのか。
なぜアメリカがテロリズムの一番の対象になっているのか。

この問題がどう解決されるのか、私にはまったく検討もつきません。
もう、過去のことは一旦忘れて、ゼロベースで考えたくなります。
まず、宗教的な聖地がどうとか、土地とか、民族とかとやかく言わない。
そしてみんなが生きていけるように、どこかに土地と生活のためのベースを用意して、とりあえず武器と紛争をなくそうよと。
そんな夢物語を語ってしまいたくなります。



戦後史の解放I 歴史認識とは何か: 日露戦争からアジア太平洋戦争まで

04 /05 2016
モーリー・ロバートソンチャンネルで知った細谷雄一氏の著書。
非常に、非常に勉強になった。

まず、歴史学について。
歴史好きとは言っても、歴史学そのものについて考えることなく、貴重な学びだった。

膨大な資料をくまなく調べて、ただひとつの歴史的真実を探ろうとした時代。
ただひとつの歴史的真実などない、歴史の見方はいろいろあるという考え方が広まった時代。
”歴史の見方”が、特定のイデオロギーに利用された時代。

そんな変遷をたどった歴史学を、いま一度正しいあり方へ引き戻すべく、広範な資料をあたり、クールな視座を保ち、歴史を語ろうとする細谷氏の姿勢を支持したい。
また、「世界史には日本が登場せず、日本史には世界が登場しない」という日本の歴史教育の問題点への指摘は非常に明快。

さて、本書は”戦後”と銘打たれているが、日露戦争からアジア太平洋戦争まで語られる。
戦後を語るには、戦前の歴史をつながりとしてしっかり把握せねばならないということだ。
戦争に突入していく日本の状況、そして世界の状況というものが、リアリティをもって知ることができる。
こうして見ると、戦争を回避するチャンスは何度もあった。

セクショナリズム(政府と陸軍、海軍…)や、国際感覚の欠如、ご都合主義、端的に無知。。
戦争へと突入していった要因は様々であるが、軍部の方針を否定した学者や軍人は存在したにも関わらず、戦争に突入していく様は背筋が凍るようであった。

必読である。





日本のいちばん長い日

映画
03 /26 2016


2015年版が、日本アカデミー賞で何かの賞をを貰っていたような気がするが、1967年版を鑑賞。
いやぁ、歴史はやはり面白い。

1945年、無条件降伏をするまでの日本の混乱が描かれている。
この史実に基づいた話は、とてつもなくスリリングで、息をのんで見ていた。
日本戦争映画の傑作である。

当時の人にとって天皇という存在は、今以上に特別なものだったと予想されるが、青年将校たちがクーデターをはかり、宮城(今でいう皇居)に乗り込むシーンは、見てはいけないものを見ているような気にさえなった。

最後は天皇の御聖断により、終戦となるわけだが、当時の天皇は満州事変を断罪することもできず、最高指導者としてのその影響力を低下させていたと聞く。
その天皇が、やはり最後は終戦に導いたというのは興味深い。
この、天皇を頂点としたシステムの背景や歴史に興味が湧いてきた次第である。

不屈の男 アンブロークン

映画
03 /02 2016


この映画は、主に3つの場面からなる。
1.主人公ルイ・ザンペリーニの陸上の話。
2.太平洋上に墜落後の漂流の話。
3.捕虜時代の話。

見ていて99%は見るのがしんどい映画であった。
1.2.は冗長な感じがするし、なにより3.は虐待する軍曹・渡辺陸裕と同じ日本人として、ただただ辛い。。
虐待シーンは残酷すぎて、このような映画を見る必要があるのかとさえ思ってしまった。
ただ憎しみを思い出させるだけでないかと。

99%見るのがしんどかったこの映画は、自分がまさに虐待されているような気にもなる。
しかし、最後の1シーンで一気に号泣。
赦されたのだと。

虐待された方は、憎しみにとらわれ、いつまでも苦しむ。
苦しみから解放されるには、赦すしかないのだ。
最近、宗教学者の本を読んでいるが、赦しの思想があるのは、宗教の恩恵だと思うと、いろいろと考えてしまった。

サウルの息子

映画
02 /19 2016


町山さん絶賛のホロコースト映画。
俺は、正直ダメだった。
狭い視野とボヤけた視界に、脳がシャットダウンするかのように、睡魔に襲われてしまった。
そのせいもあり、予備知識を入れていったにもかかわらず、画面の中で何が起こっているか分からないという始末であった。

と、個人的な感想は置いておいて。
町山さんのブログにもあるとおり、今にまさ、全世界の人が見る意義のある映画。
見るべし。
町山さんのブログ

独裁者と小さな孫

映画
02 /16 2016


んー、なんか物語に乗れなかったな。
「リアリティがない」などと文句を言う類の映画ではないが、どうも文句をつけたくなるというか。

シリアなどで実際におこっているであろう残酷な現実を思うと、どうもなまっちょろく見えてしまうのだ。

take

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