湯を沸かすほどの熱い愛

映画
11 /10 2016


宮沢りえ主演の『紙の月』は、評判は良かったが、個人的にはいまいちだった。
それは、綺麗すぎる宮沢りえの存在感にあった。
「こんな綺麗な人が、こんな人生おくらねぇよw」と思ってしまうほどの美しさが宮沢りえにはある。

そんなわけで、銭湯の女将という本作の役柄にも当然感情移入できないだろうと思っていたが、妙にきになるし、実際評判も良さそうなので見に行ってきた。
いやぁ、泣いた。
素晴らしかったです。

※以下、ネタバレあり。
双葉(宮沢りえ)を中心とした家族の物語だが、実は双葉は誰とも血が繋がっていなかったという衝撃。
なのに、誰よりも熱いと、劇中何度も口にする「逃げちゃダメ」精神で、強く繋がっていく家族とその他大勢。
みんなで食卓を囲むシーンは最高でした。
死ぬ目前の宮沢りえの顔は、そこらへんの難病もの映画にありがちな生ぬるい表情ではなく、死にゆくとはこういうことなのだということを体現していて、壮絶。
オダギリジョーの最後の行動は、情けなくも号泣を免れない。
大オチも見事。

いろんなことから逃げ回っている俺の人生ですが、この映画、しっかり胸に刻もうと思いました。


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博士と彼女のセオリー

映画
04 /20 2015


ホーキング博士の映画。
日本映画では、絶対こういう作りしないだろうね。

最初のロマンチック極まりない甘い展開。
そこから難病発覚、「それでも結婚します!」宣言。
苦労がありながらも、学者として成功するホーキング博士、、というとこまでは一緒だとしても、現実はそう単純ではないよね。。

かくいう自分も、日本映画的な展開を期待しちゃってるので、最後はなんともモヤモヤした気分に。。
ホーキング博士の天才性を際立たせて、偉人伝的な話にもできただろうし。
ユーモアを際立たせて、また違う映画にもできただろうし。
そんなことを思いながらも、白黒つけられない現実をしっかり見せた映画だからこそ、モヤモヤが印象深い映画だった。

しかし時間を研究するホーキング博士が、まさに時間に追われるように余命2年を宣告され、表現手段を制限されていく様はなんとも皮肉。
だからこそ、最後のスピーチは感動的だった。
「どんな不運に見舞われようとも、人間の可能性は無限です」と。

あとはまぁ、主演のエディ・レッドメイン君の演技には拍手を送らざるを得ない。
動き、表情、息づかい、どれをとっても素晴らしい演技だった。

幸福の黄色いハンカチ

映画
04 /13 2015

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高倉健、倍賞千恵子 他

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『遥かなる山の呼び声』が、『幸福の黄色いハンカチ』の前日譚であると聞いて、本作を見たのだが、完全な続編というわけではないんだね。
登場人物も設定もだいぶ近いので、「この人の背景にはこんなドラマがある」というふうな見方は出来るけど。

そんなことが気になりつつ見てたので、ちょっと集中できなかったけど、さすがのクライマックスでした。
『遥かなる山の呼び声』のほうが好きかな。

take

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