ユニクロ帝国の光と影

02 /22 2014

ユニクロ帝国の光と影ユニクロ帝国の光と影
(2011/03/23)
横田 増生

商品詳細を見る

ユニクロをこのまま買ってていいのか問題というのが、自分の中にある。
それなりの品質をあんな低価格で販売できる体制というのは、ただのスケールメリット以上に、労働力の搾取があるだろうと。
あと、国家の存在、ひいては安定した国民生活をぶち壊しかねないグローバル企業のあり方にも危険を感じていたり。
そして、単純に大量消費的なビジネスモデルに嫌悪感を感じていたり。
そんなモヤモヤに結論を出すべく、本書を読んでみた。

柳井社長本人への取材や、ユニクロの歴史、ビジネスモデル、役員や現場スタッフの証言。
さらに中国工場や、ライバル企業ZARAへの取材など、ユニクロを語る上で、充分な取材範囲だと思う。
柳井氏の作り上げたユニクロ帝国はさすがのビジネスモデルで、我々に安価で高品質な衣料を安定的に届けてくれる。
その妥協のなさは、単純にビジネスとして凄いの一言。
一方で、部下へのしめつけは厳しく、幹部候補は大半が辞めていった。
店舗スタッフも、事細かなマニュアルをもとにした厳しい就労内容で、疲弊していくという。
中国工場はさらに過酷で、自分たちが作った服も買えないような貧しい暮らしをしているようだ。

ユニクロに関する詳細が掴めて、もちろん勉強にはなったが、想像の範囲内の内容である。
故に、これ一冊を読んで、ユニクロ不買運動をする気にもならなかったし、ユニクロ礼さんする気にもならない。
俺の気持ち、そして行動を1mmも動かしてくれなかった。

しかしそれには、別の理由もある。
例えばユニクロを今後買わないとして、代替の店、代わりの手段がイメージできないからだ。
ユニクロ不買を実行するということは、代わりに、自分の理想とマッチした経営をしているような企業から買う、ということなのだ。
そんな企業を知らないから、ユニクロ不買にもなりえない。
そんな心理であるような気がする。

話は変わるが、2014年はイメチェンが吉という占い結果が出ている。
そんなわけで、イメチェンプロジェクトを発足させ、ファッション含め、理想の男に近づこうとしている。
俺の理想の男達が、ユニクロを買うだろうか。
いや、買わない、そんなダサいことはしない、あいつらは。
というわけで、俺もユニクロやーめた。

スポンサーサイト

take

FC2ブログへようこそ!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。