栄光のランナー

音楽
09 /08 2016


こんな偉大なアスリートがいたとは、まったく知らなかったなぁ。
競技シーンのカタルシスが足りないなぁと思いつつも、結局すげぇ感動しちゃった。

いつでも不機嫌そうな親父が「おまえの好きにしていい」っていうとことか。
競技が思想を超えていくとことか。
いろんな人のいろんな思いが積み重なっていくクライマックスとか。

ジェシー・オーエンス、リスペクト。


スポンサーサイト

百円の恋

映画
01 /29 2016


日本アカデミー賞ノミネートの去年の映画。
負け犬のワンスアゲイン映画である。

正直、試合(ボクシング)のシーンは、『クリード』より見入った。
それは、試合に至るまでの、物語が加速しだすまでの、負け犬っぷりが異常に痛くてリアルだから。
その落差の分だけ、試合シーンのカタルシスはハンパない。

それを支える安藤サクラの演技もものすごい。
名演なんてレベルを超えている。
個人的には主演女優賞確実。
こんな演技できる女優が他にいるだろうか。
この物語を演じることができる女優が他にいるだろうか。
それぐらい凄まじかった。

そんなわけなので、クライマックスシーンではもちろん泣ける。
しかし、開始5分の痛さにも泣ける。
もう、痛すぎて痛すぎて。
映画でこんな泣き方したのは初めてかも。

人生の辛さを抱えて、何度でも立ち上がる姿を、ボクシングの試合に投影させる。
ボクシングを扱った映画は、大体がこの構造であろう。
この構造を、もっともみっともなく、痛く、リアルに映したこの映画は、ボクシング映画としても金字塔である。

クリード チャンプを継ぐ男

映画
01 /20 2016


一部で熱狂的に絶賛されている感のある『クリード チャンプを継ぐ男』を鑑賞。
確かに良かったし、泣けたけど、どこか乗り切れない自分がいたなぁ。なぜだろう。

恵まれた状況ながらも、自分の出自という最も根幹の部分で、ボクサーへの思いを捨てきれず、ボクサーの道への踏み出すドニー。
イケメンで頭もいいから、すぐ彼女も出来ちゃうんだけど、これまたとても大事な人が思いもがけない事態に。

「せっかく踏み出したばかりなのに、こんなトラブル起きるかぁ・・・」ということって、誰にでもあるよね。
だけど、立ち向かわねばならない。
そんなド直球なメッセージに、素直に感動。
ロッキーファンを見事に喜ばせる演出にも感涙。

フォックスキャッチャー

映画
04 /07 2015


コンディション悪く、眠くなってしまった。
ゆえにあまり面白くなかった。
よく分からなかった。
で、宇多丸師匠の解説を聞いた。
俺、ぜんぜん、この映画の機微を感じ取れてなかった。。
っていうか、俺、あっち側の人間になってしまいそうで、怖いよ。。

教養としてのプロレス

03 /17 2015

教養としてのプロレス (双葉新書)教養としてのプロレス (双葉新書)
(2014/08/06)
プチ鹿島

商品詳細を見る


最近、プロレスというものへの興味が上がっている。
と言っても、エンタメとしてのプロレス興行を見に行きたいというわけではなく、プロレスというものの見方についてである。

今までは、ガチのスポーツ好きを自認していた。
プロレスにははまらなくても、総合格闘技ブームにはガッツリはまっていた。
真剣勝負の格闘技が好きであり、格闘技のみならず、真剣勝負が生み出す様々なものにこそ、スポーツの価値があるのだと思っていた(真剣勝負うんぬんと書くと、プロレスファンにとっては語弊のある表現となるのだろうが)。

真剣勝負が生み出す様々なもの。
説明しよう。
サラリーマンとしてこの世を生きていると、白黒つけられないことばかりだ。
誰もが「これは白だ」と分かっていても、企業の力学なのか、仕事の力学なのか、そう単純に割り切れない事態が山ほどある。
そんな状況にいると、勝ち負けがはっきりつけられるスポーツの世界は羨ましく思えるのだ。
勝つために何をすればいいか、どこを強化すればいいか、何を諦めた方がよいのか。
そしてその努力が、勝ち負けというはっきりとした結果で答えになる。
その結果を受け、またどう努力するか。
そういった過程の明確さが、非常に羨ましく思えるのだ。

書いていて、言い訳がましいと自分でも思うわけだが、とにかくサラリーマンの世界は、様々な要素が絡み合い、勝ち負けもはっきりせず、とかく面倒くさい世界なのだ。

そんなことを思って悶々としていたわけだが、東京ポッド許可局で時折行われるプロレス語りの影響だろう。
「あれ、そんなグレーな世の中だからこそ、プロレス的なものの見方が重要なんじゃないか?」
と思い至ったわけである。

状況を楽しみ、メタ視点を楽しむ。
どうせ、グレーゾーンばかりの世の中だ。
勝ち負けも大事だが、それ以上に楽しむことが大事なんじゃないか。
勝ち負けが例えフェイクでも、そこで繰り広げられる喜びや興奮、痛みはリアルなのだ。

そんなことを、プチ鹿島のプロレス語りや、本書から学びとったわけである。
本書で語られるプチ鹿島のプロレス愛は素晴らしい。
これほどに語るべき愛がある人生、最高ではないか。


“動き”のフィジカルトレーニング

04 /15 2014

カラダが柔らかくなる「筋トレ」!  “動きカラダが柔らかくなる「筋トレ」! “動き"のフィジカルトレーニング
(2013/12/20)
中村考宏

商品詳細を見る

専門用語が多く、ちょっと理解が難しかったが、非常に興味深い内容だった。
運動パフォーマンスをあげるために、必要不可欠と考えられているストレッチと筋トレ。
これを否定しているのだ。

準備運動として静的ストレッチを行うが、これは筋肉というゴムをだらしのない伸びたゴムにすることだ、と。
すなわち、パフォーマンスが落ちることであると。
野生のチーターが、走る前に準備運動をしているのを見たことがあるか?
子供が準備運動をせずに遊びまわっているのに、それが原因で怪我をするか?

運動とは重心の移動であると。
そのためには、筋肉の肥大だけを目的とした筋トレを行っても意味がないと。
骨格、関節、筋肉をうまく連動させて初めて運動のパフォーマンスが上がるのだと。

非常に納得のいく話である。
サッカーが上手くならないのに、筋肉が大きくなっても意味がない。
体が柔らかくなっても、力が入らなければ意味がない。

『BORN TO RUN』以来の、概念くつがえす系の本だった。
とはいえ、これを読んだだけで、自分のトレーニングに正しく取り入れられるかは甚だ不安なところ。
というわけで、実際に指導してくれる講座も開かれているみたいなので、行く。

ハナ 奇跡の46日間

映画
01 /29 2014


南北朝鮮の統一チームとして結成された卓球代表チームの、実話を元にした物語。
もうね、号泣ですよ。
今まで映画館で観た映画の中で一番泣いたんじゃないだろうか。

統一チームを結成するも、あらゆる行動から北朝鮮という国の異常性が感じられる。
近くて遠いこの2カ国の合同チームは、とても融合するようには思えなかった。
しかし、これがスポーツの力だろうか。
中国という強力な敵がいたからというのもあるだろう、徐々に見事な合同チームとなっていく。
そしてとうとう、解決不可能かと思われた出来事も乗り越え、素晴らしい結末を迎える。卓球的には。

スポーツの力、とか書いたが、同じ何かを愛するもの同士、しばらく一緒にいれば仲良くなるのは当たり前である。
むしろ、それを阻害する分断がとても悲しく、際立って見えた。
感動のハッピーエンドと見ることもできるが、実在する主人公の二人がその後、一度しか再会できていないという現実は、重く、悲しく響く。
それはやはり、解決すべき問題として頭に置いておきたい。

42~世界を変えた男~

映画
11 /05 2013


アフリカ系アメリカ人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンの物語。
舞台は、まだまだ人種差別が激しく残るアメリカ。

素晴らしかった。涙が出た。
人種差別は悲しい歴史だけども、この逆境とそれに立ち向かう勇気をもった人物が表れると、素晴らしい物語が生まれるのだ。
勇気ありがとう、である。

まず、主人公のジャッキーとその妻がなんとも素敵なカップルで、一気にとりこにされる。
笑みを浮かべながら盗塁を狙うジャッキーもかっこいい。
そんなジャッキーにヤジを飛ばす敵チームの監督がまた最高にクソ野郎で、見ているこっちも怒り沸騰である。
そこから野球で正々堂々と仕返しをする様のカタルシスったらない。

と書くとなんともチープだが、実際の苦悩がありありと想像できる描写が盛りだくさんで、終始涙を浮かべていた。
ジャッキーはじめ、GMのリッキーなどの戦いの歴史は、まさに感動。
オチもしっかりついて完璧な作品であった。


クライング・フィスト

映画
10 /20 2013

クライング・フィスト 泣拳 デラックス・コレクターズ・エディション [DVD]クライング・フィスト 泣拳 デラックス・コレクターズ・エディション [DVD]
(2006/09/27)
チェ・ミンシク、リュ・スンボム 他

商品詳細を見る

こちらも、人生の諸問題から目を背けてはいけないと思わせてくれる良作。
ともにボロボロな人生から、ボクシングを通して再起を果たす物語。
勝敗はつくが、最高にハッピーなエンディングである。
孤独な二人がしっかりの他社との関係性を回復する。

打ち込むことがあるというのは、かくも素晴らしいものなのだ。
俺は何に打ち込んで生きていくのかなぁ。

take

FC2ブログへようこそ!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。