選挙

映画
06 /22 2013

選挙 [DVD]選挙 [DVD]
(2007/12/22)
山内和彦

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『公開講座「映画を観ながら民主主義を考える」』というものに行ってきた@東大。
東大という場所で民主主義について考えるなんて、なんて高尚なんでしょ!なんつってテンションあがりつつ。

ぶっちゃけ『選挙2』が見れるものと勘違いしていたが、さすがにまだ公開前。
上映されたのは『選挙』でした。
ま、お金を払わずに見るのはちょっとしのびないほど、想田監督の作品は好きなので、ちゃんと劇場に見に行きます。

さて、『選挙』を見るのは2回目。
やっぱり笑っちゃう一方で、暗澹たる気持ちになるというか。。
想田監督もおっしゃっていたが、民主主義というものはめんどくさいものだと。
主権者である国民がしっかり勉強して、知って、主権たる投票行動に移さなければならないからだ。

しかし、やっぱりめんどくさい。
こんなイベントに行っちゃう自分ですらめんどくさいんだから、そういう若者は多いだろう、かなり。
そんなことを思いつつ映画を見る。
スクリーンの中では、本作の主役、山さんが滑舌の悪い声を張り上げる。

「革命を進めてまいります!山内和彦です!」
具体的な政策主張もなし。
知名度もなし。
滑舌も悪い。
「こんなんだったら、なんか分からんけど、ハキハキして知名度のある方選ぶよなぁ」
と思い、大阪市長の顔が浮かぶ。

劇中、石原伸晃氏の演説シーンも出てくるが、これがまた山さんに比べ、ひと際、華がある。
滑舌がよく、声に張りがあり、何より顔を知っている。

う〜ん、結局、民主主義のめんどくささにやられ、こんなことで投票しちゃうんだろう。
とまぁ、ここで止まっていては、なんの意味もない。
選挙に行くべきなのは分かっている。

投票すべき人がいない?
本当にそうか?
ちゃんと各候補者、各政党の政策に目を通したのか?
確かにめんどくさい。
しかし、311以降の日本が、そのめんどくささを凌駕する動機を充分に与えてくれただろう?
いまこそ民主主義の未来を考え、投票に行くときだ。
行って分かる何かも必ずある。

想田監督が『観察映画』に関してか、投票行動に関してか、次のようなことを仰っていた。

結果を変えようなどとは思っていない。
ただそこにあるゴミを拾いに行くつもりでやっていると。
結果は変わるか分からないが、そこだけは確実にキレイになる。

この行動力こそが、これからの正しい大人のあり方であると思う。
この日、想田監督のトーク相手もつとめた、宇野重規先生の新刊は『民主主義の作り方』だという。
これも必読である。
暗澹たる気持ちになる社会状況の中で、常に前向きにユーモラスに、ワハハと笑いながらトークするお二人の姿はとてもかっこ良かった。

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