六本木ヒルズ内、森美術館で開催されている『会田誠展 天才でごめんなさい』に行ってきた。
美術館に行くなんて久々だ。
会田誠は、犬シリーズの存在とともに認知していたが、その背徳感からか、それ以上掘り下げることはなく、頭の片隅に追いやっていた。
そんなおり、この展覧会の存在を知り、足を運んでみる。
かの有名な犬シリーズや、巨大フジ隊員がキングギドラに絡まれるやつ、戦争画RETURNS、などなど会田作品を一堂に見ることができて楽しかった。
まぁ概ね、半笑いでした。「すげぇな、へへ」みたいな。
中でもポスターシリーズは好きだった。
だれもが小学校の図工の時間で書かされた啓蒙ポスター。
「火の用心」や「元気よくあいさつ」など書かされたもんですが、そこに気持ち悪さを感じた会田氏は、このポスターをユーモラスに、アイロニカルに書いて、皮肉っています。
「じゅんすいなこども」とか、「みやざきくんがねらってる」(宮崎勤のこと)など、爆笑だったな。
このユーモアをもって世俗を批判するみたいなの、好きです。
皮肉に笑い、アイディアに驚かされ、スケールに圧倒される。
そんな会田誠を追ったドキュメンタリーも、現在公開中なので、是非見に行きたい。
とまぁ、こんな感じでおもしろかったのは、おもしろかったのですが、どうもこう刺激が足りない毎日である。
こんなにエッヂのたった
アートでもこれだもんなぁ。
もう、自分でやるしかねぇな。